中日スポーツより転載
   2007.10.26掲載

ドラ

ツモ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

20.2.4更新

 三色狙いは、南場に入ってマイナスの深い子の打法。親の打法は、まずはアガって
連荘。とすればテンパイを崩す手はない。切る牌は三筒で七筒待ちはカリテン。
次ツモ次第でもっと良い待ちに変える。


8000点マイナスの3位で迎えた南2局の親。トップ西家との差は2万点。
 図は、7巡目にカン七索が入りテンパイに取れる手となった親の手牌。
打七筒とすれば二、三四筒の変即3メン待ち、打三筒とすればイーペーコー確定の七
筒タンキ待ち、そしてもう一手、テンパイ取らずの打二筒
として六筒か八筒(678)
を待つ手がある。
 でもこのうち、”親は連荘を狙い子は親落としを狙え”という格言を守れば、三色狙い
は不向きとなるが、さて。