中日スポーツより転載
   2008.1.17掲載

ドラ

ツモ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

20.5.19更新

 接戦下だけに、スピードに乏しい678の三色狙いは疑問手。
もし狙うとしたら、次に五策が入った456(567)の方。
 まずここは、五筒をツモ切って、様子を見る手をよしとしたい。

 上下の差は、子満1つ分といった接戦で迎えた南3局の西家。
この局を入れてもあと2局と少なくなってきているが、トップのチャンスはまだ全員に
残されている。でも、こんな局面の時には、一瞬でも気を抜いた者が負けとなる。
 図は、6巡目に五筒が入って打八筒が浮かぶ西家の手配。しかし役重視型の打ち
手は、打四筒として678の三色を視野に入れる。
 そしてもう一手、五筒ツモ切りもあるが、さてこのうちのどれにする。