中日スポーツより転載
   2008.1.24掲載

ドラ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

20.7.3更新

 南場に入って最下位の西家、中途半端のてをアガって局を進めるべきではない。
ここはテンパイ取らずの打一筒として、ニ筒か三筒の入りを待ち、そして狙いは五索
でのアガリ。たとえこれが不発に終わっても、失敗とはいわない



 マイナス1万2000点の最下位で迎えた南2局の西家。
トップ南家との差は2万5000点。もうこれ以上は離されたくないというよりは、
その差を詰めにかかりたい。
 図は、そんな思いの西家の手牌で、7巡目にカン六筒が入り、テンパイに取れる
手となった。
幸いイーペーコーができ上がっているので、ひとまずソウズタンキの仮
テンに受け、手の変化を待つ、とした打ち方がある。
 また、こう打っておけば、ドラが入っても困らないが、ではこの打法でよいのか。

 

ツモ