中日スポーツより転載
   2007.7.16掲載

ドラ

ツモ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

9/10更新

シャンポンよりカンチヤンは手によりけりだ。ここは打八索としてまずシャンポン受け、
狙いの1番手は次に五索が入って打六索、そして七索で上がるタンピン三色イーペーコー
手。  2番手はドラ四萬が入って打三萬としたマンズ3メン待ち。

前局にハネ満(子)を放銃し、2位から8000点マイナスの4位に落ちて迎えた南1局親。
 トップ西家との差は1万6000点。ところ出、親番を迎えると、誰もが連荘を意識する。
だが、漫然と意識するだけで華九、連荘と勝利とは密接な関連があるという
ことを、常
忘れないようにしたい。
 図はカン六筒が8巡目に入りテンパイとなった親の手。
そしてここで、”シャンポンよりカンチャン”というセオリー通り打てば、六索切りとなるが、
では、これでよいか。