中日スポーツより転載
   2007.10.4掲載

ドラ

ツモ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

10.22更新

 切る牌はまず四索。そして次にうまくドラが重なれば打七萬、カン三索が先に入った場合
は打五索として、マンズの4メン待ちとか六索が先に入った場合には、ドラ切りとするのが
実戦向き打法。
 初回に三九を放銃したが、次局にその相手から失点分を取り返し、オール原点となって
迎えた東3局の南家。図の手のところへ、6巡目に六萬をツモり、一瞬捨て牌に迷った。
 ところで「役ずくりはドラを中心で行え」といわれている現代麻雀では、いかにドラを手の
内で生かして使うかが、勝ちへの第一歩となっている。しかし、手によってはその切りどき
も心得ておきたい。
 ところでこの手、ここでドラ外しとなるか、それともほかの手