中日スポーツより転載
   2007.7.19掲載

ドラ

ツモ

石井新一
  新日本麻雀連盟会長

解答

8/27更新

上下の開きは、子満1つ分といった接戦で迎えた南3局の西家。
 このように、ラス前の上にこんな緊迫した局面の時には、一瞬でも気を抜いた者が
脱落する。
 図は、タンヤオ七対子のイーシャンテン構えてなっているところへ、8巡目にドラの
六筒が入った西家の手牌。
 そしてここで、七対子一本に狙いを絞れば、切る牌はマンズの中からとなり、きまれば
他家を一歩リードして、オーラスを迎えることができる。
ではこの打ち方でよいか。

確かに子の手、うまく決まれば気分を良くしてオーラスを迎えることができる。
でも確率は低い。
其れよりも、ここは打二萬と構えて、ピンズの五か七の入りを待つ手の方を
上としたい